2007年4月18日

馬の合わない教師

予備校である河合塾に通い始めた。
大学入試もあるし、それくらいはしないと太刀打ちできないと思ったからだ。
先日は4科目取った内の新学期が始まって2科目、高校3年向け私立大学対策の英語の講座だった。(講師名は沢辺)
1科目の数学の講師はまぁまぁで、とりあえず全てその程度のレベルの講師に当たるのだろうと楽観視していた。
がしかし、現実はそう甘くなかったようだ。
ひどく相性の悪い講師に当たってしまったらしい。
授業の始め、イタリックにダブルクォーテーションにアンダーバー使いまくりという読みにくいプリントが数枚配られた。
続いてその講師の発した言葉はこんな感じだったと思う。
「私大英語の講座だけでは難関私大合格は不可能だ。文法・語法を教える私のもう一つの講座を取りなさい。取らなければ成績は保障しない。」
ここで疑問符である。セールスにしか聞こえない。
プロの講師なら、その講座だけでできるだけのことを教えるべきではないのか。
しかも、これに続くのは「私の言うとおりにすれば偏差値27も一年で偏差値60になる!」とかいう自慢話(夢物語)なのである。
正直、家に帰ってウェブで調べてみるまでは「実は凄腕なのではないか。」などと希望的観測もしてみたのだが、単なる希望で終わってしまった。

「河合塾 沢辺(例の講師名)」で調べると、案の定と言うべきか、黒い噂をいくつも見つけることができた。
噂に因れば、彼は創価学会の熱心な信者らしい。
何か普通でない、たとえば「絶対に。」などと断定形を連発するような、独特の雰囲気は感じていた。これが自分が彼を嫌悪する理由の一つである。
さらに、彼の私大英語の講座の評判は両極端に分かれているのである。
文法の講座はなかなかの評判のようだが、私大英語クラスでは持ち前の断定形で間違った迷言をいうこともあるらしい。

早めに講座を変えてもらおうと思う。単なる金蔓になるのは御免だ。
つくづくうまい商売だと思う、予備校って。